契約前に知っておきたい注意点
ひかりTVはテレビと光回線さえあれば、アンテナの設置工事をする必要がなく、数多くのテレビチャンネル・ビデオサービスを受けることができます。
しかし、見方によっては「デメリット」と受け取れる側面があることも事実です。
契約をする前に、しっかりとデメリットを確認しておきましょう。
ひかりTV契約のデメリット
違約金がある
ひかりTVを契約する際には、基本料金のプランに加入する必要があります。
どのプランも他のテレビサービスに比べて非常に安価ですが、更に値段を抑えるために「2ねん割」というサービスに加入することも可能です。
2ねん割は、24ヶ月間の月額請求料金が割引される代わりに、2年間は加入し続けなければいけないサービスで、途中解約の際は「10,000円の違約金」が掛かります。
知らずに契約すると解約の際にトラブルになりやすく、デメリットとなりえるシステムです。
HDDがないと録画機能が使えない
すでに所持しているTVにひかりTVのチューナーを繋ぐだけで、豊富なチャンネルが追加で視聴できるようになります。
一方で、ひかりTVで視聴可能になったテレビ番組を、テレビ本体の録画機能で保存しておくことはできません。
仮に、後で視聴したい番組がある場合は「USBタイプのHDDを別途購入」して対応する必要があります。
解約すると録画作品は視聴できなくなる
録画に関しての注意点がもう1つあります。
それは「ひかりTV解約後は録画した作品が視聴できなくなる」という点です。
ひかりTVを経由して録画した作品は、ひかりTVの契約がある場合のみ視聴可能なシステムが取られていますので注意が必要ですよ。
テレビ1台につき1チューナー
一軒家にお住まいの方だと、1階のリビングと2階の寝室に「合計2台以上」のテレビがあるという家庭もあります。
しかし、残念ながらひかりTVは1チューナーあたり1台のテレビにしか対応しておらず、複数台のテレビを接続したい場合は別途チューナーを購入しなければいけません。
全国半数以上の県で地デジが見れない
ひかりTVを導入していれば、アンテナがなくても地上デジタル放送を楽しめます。
しかし、対応しているのは東京や大阪など一部の地域で、47都道府県の半数以上の地域で地上デジタル放送の視聴に対応していません。
対応していない地域で地上デジタル放送を見るためには、別途アンテナを用意して電波を受信する必要があります。
自身の居住する地域が地上デジタル放送に対応しているかどうか、事前にしっかりと確認しましょう。
デメリットを理解した契約が必要
ご紹介したデメリットは公式サイトのQ&Aコーナーで回答されているものばかりですが、見つけるのは一苦労です。
あくまで「デメリットに感じる人もいる」という前提で、契約の際には一考の余地があるのではないでしょうか。